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副業ポートフォリオの作り方|実績なしで作る例とテンプレート

白いデスクに作品集とノートパソコンを並べたイラストに、実績なしからの副業ポートフォリオという見出しを添えた画像
暮らしスキルノート編集部

副業の受注実績がなくても、自主制作のサンプルと説明をまとめて、ポートフォリオを作れます。応募したい仕事を一つ選び、その仕事に近い作品を作って、目的・担当範囲・工夫した点を添えましょう。

「実績がないから応募できない」と迷っている方に向けて、文章・画像・資料の制作例、5つの手順、記入して使えるテンプレートを紹介します。自主制作は受注実績とは分けて表示し、応募先が指定する条件を優先してください。

実績なしの副業では、ポートフォリオに何を載せる?

「過去に頼まれた仕事」と「今できること」を分ける

ポートフォリオは、自分の作品や担当した仕事をまとめて見せる資料です。受注した仕事の実績に加えて、自主制作したサンプルを載せる方法もあります。ただし、応募先が「受注実績のみ」と指定している場合は、その条件を優先してください。

例えば、依頼を受けずに作ったブログ用の画像なら、「自主制作のサンプル」と書きます。実在するお店から依頼されたように見せたり、まだ出ていない売上効果を記載したりする必要はありません。

レバテッククリエイターの解説でも、制作スキルを示すために自主制作の作品を用意する方法が紹介されています。サンプルは、仕事を頼まれた経験とは別に、今できることを伝える材料として考えましょう。

参考:レバテッククリエイター「ポートフォリオに載せる作品がない…。実績がない場合の対処法を解説」

作品の数より、応募する仕事との近さを考える

旅行の記事に応募するのに、料理の画像だけを見せても、文章の書き方は伝わりにくいものです。「たくさん作る」より先に、「相手が何を確かめたいか」を考えると、最初の1点を決めやすくなります。

この記事の「1点」は、着手の負担を小さくするための提案です。応募に必要な本数や枚数を満たす基準ではありません。募集条件を読み、必要なら作品を追加しましょう。

副業用ポートフォリオを作る5ステップ

1.応募したい仕事を一つ選ぶ

最初に、文章執筆、画像制作、資料作成など、見せたい仕事を一つに絞ります。いろいろなスキルを同時に証明しようとすると、作品のテーマも説明も決まりにくくなります。

気になる募集文を読み、成果物の種類、想定読者、求められる形式をメモします。募集文や依頼主の情報を作品にそのまま転載するのではなく、自主制作では自分で別の課題を設定してください。

仕事の種類から迷っている方は「電話なしでできる在宅副業7選」も参考になります。

2.誰の、どんな悩みに答えるかを決める

作品を作る前に、読者や利用者を一人想定します。「全員に役立つもの」より、「仕事帰りに料理する人が、献立選びで迷わない記事」のように、使う場面まで決めるほうが方向性をそろえやすくなります。

画像なら、何を知らせる画像なのか、どこに表示するのかを決めます。資料なら、誰が何を理解するための資料なのかを考えましょう。きれいに仕上げる前に、目的を短い一文にしておくのがコツです。

3.小さな成果物を最後まで仕上げる

練習を続けるだけでなく、完成版として見せられるところまで作ります。文章なら見出しと本文を整え、情報の出典や誤字を確認します。画像なら文字の読みやすさ、余白、表示サイズを見直します。

ここからの作品例は、説明のための想定例です。実際の依頼や、運営者の受注経験ではありません。

文章の例:一人暮らしを始めた人向けに、「洗濯表示を確認してから衣類を洗う手順」をまとめる。必要な情報は公式の案内で調べ、未経験のことを体験談として書かない。

画像の例:架空の読書イベントを知らせる告知画像を作る。「自主制作・架空のイベント」と説明し、読者が実際の開催情報と誤解しない形にする。

資料の例:架空の売上データを使い、月ごとの変化が分かる3ページの報告資料を作る。数字はサンプルデータと明記し、勤務先の資料や顧客情報は使わない。

4.完成品に短い説明を添える

作品だけを並べると、どこを担当したのか、何を工夫したのかが分かりません。「目的」「自分の担当範囲」「工夫」「使用ツール」「制作区分」を添えると、見る人が判断しやすくなります。

制作区分には、自主制作、実際の受注、共同制作などを記載します。共同制作では、自分が担当した部分を具体的に書きます。AIやテンプレートを使った場合も、何を利用し、どこを自分で確認・修正したかを説明しましょう。

制作時間を記載するなら、実際に計測した時間を使ってください。調査や修正を含むかも明記します。練習作品の所要時間を、そのまま仕事の納期として約束しないことも大切です。

5.相手が迷わず見られる形にまとめる

文章中心なら閲覧用のページ、画像や資料ならPDFなど、作品に合う形式を選びます。最初から専用サイトを作る必要はありません。すでに使っている場所でまとめ、応募先の指定があればそれに合わせます。

先頭には、対応したい仕事と、代表作品へのリンクを置きます。リンク先を何度も探さないと見られない構成より、応募に関係する作品へすぐ進めるほうが親切です。

共有前には、編集用のリンクになっていないか、閲覧に予想外のログインが必要にならないかを確認します。スマートフォンでも文字が読めるか、画像やPDFが開くかも試しておきましょう。

作品説明に使えるテンプレートと記入例

空欄を埋めると、応募先に見せる作品説明の下書きになります。連絡先には、応募先や利用サービスが認める方法を使ってください。

作品名:[ ]
作品URL・添付ファイル名:[ ]
制作区分:[自主制作/受注/共同制作]
想定する人・目的:[ ]
自分の担当範囲:[ ]
工夫した点:[ ]
使用ツール・素材・AIの利用範囲:[ ]
公開の確認:[自作/依頼主の掲載許可済み等]

次の項目を、作品の下に短く添えて使えます。成果をまだ測っていない場合は、効果の数字を足さず、制作時に意識したことを書いてください。

  • 作品名:何を作ったか
  • 制作区分:自主制作/受注/共同制作
  • 想定する人と目的:誰が何に使うものか
  • 担当範囲:自分が実際に行った作業
  • 工夫した点:読みやすさや使いやすさのために変えたこと
  • 使用ツール・素材:何を利用したか

記入例:作品名「読書イベントの告知画像」。自主制作で、開催情報は架空です。初めて参加する人に、日時と内容を分かりやすく伝えることを想定しました。構成、文字の配置、配色を担当。小さな画面でも読めるように、見出しを短くし、文字と背景の明るさに差をつけました。

応募文には、「今回の募集に近い自主制作サンプルを掲載しています。構成と文章作成を担当しました」のように、見てほしい作品と担当部分を案内します。「初心者なので何もできません」と下げすぎず、未経験の業務をできると言い切らず、今できる範囲を伝えましょう。

ポートフォリオを公開する前に確認したいこと

他人の作品や、非公開の情報を混ぜない

参考に見た作品をそのまま再現したものや、勤務先・依頼主の非公開資料を、自分の実績として載せないようにします。素材を利用した場合は、その利用条件を確認し、どこが自分の制作部分なのかも整理してください。

ランサーズの公式案内では、オリジナルの成果物を掲載することや、依頼主が非公開を希望する情報の扱いについて注意が示されています。受注した作品を載せたいときは、掲載できる範囲を依頼主に確認しましょう。

参考:ランサーズ「ポートフォリオ掲載に関する注意点」

対応できることを広げすぎない

画像を1枚作れたからといって、ロゴ制作や動画編集まで対応できると書く必要はありません。「告知画像の作成」「見出しを含む記事の執筆」など、実際に示せる作業を記載します。

作品が完成しても、どんな依頼でも受けられるわけではありません。相談が来たら、作業範囲や納期などを確認してから判断してください。

依頼が届いたら「副業の受注前に確認すること5つ」で条件を整理できます。

よくある質問

サンプルを作れば、必ず仕事を受けられますか?

受注は保証できません。募集条件、作品との相性、応募内容などでも判断は変わります。まずは作品を見てもらえる状態を作り、応募先の条件と照らし合わせて改善していきましょう。

作品を増やすのと、応募するのはどちらが先ですか?

必要な提出物がそろっているなら、作品を増やし続ける前に応募内容を検討できます。条件に足りない部分があれば、そこを補いましょう。何点あれば十分という共通の正解はありません。

まとめ|まずは「この仕事に近い1点」を作ろう

実績なしのポートフォリオは、過去の仕事を大きく見せるためのものではありません。自主制作と明記した作品に、目的・担当範囲・工夫を添えて、今できることを伝える資料にしましょう。

今日取り組むなら、応募したい仕事を一つ選び、作品の目的を一文で書いてみてください。サイトの飾り付けや作品数を増やす前に、見せたい1点の完成を目指すと、次に必要な作業がはっきりします。

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